【「我慢」すること以外で「許す」こと】

【「我慢」すること以外で「許す」こと】

 

人を愛する行為の一つに、相手を「許す」というものがあります。

 

この「許し」がない関係は相手を縛り、コントロールしようとすることにつながりかねません。

 

あなたもこれまで人間関係を築いていく上で誰かに許されたり、許したりしてきたことだと思います。

 

この「許す」というのはとても大切なことなのですが、少し注意が必要なケースもあります。

 

許そう許そうと思うあまり、「我慢」してしまうケースです。

 

例えば、相手のヒドイ仕打ちに対して、

「私が我慢すればいいのだから…。」

といった感じで我慢してしまう。

 

これはいけません。

 

こういったことを避けるためには、

「我慢」以外に「相手を許す条件」をたくさん持つことです。

 

もしも許す条件が一つだけだと、その方法に応えられなかった場合は許すことができなくなってしまいます。

 

・埋め合わせとして可愛げのあるおねだりをしてもよいでしょう。

・3回までなら許すと回数を制限してもよいでしょう。

・可愛げのある罰ゲームなどで反省を促してもよいでしょう。

・少し冷たいようですが相手に過度に期待しないというのもありです。

 

こういった視点で許せていけるとお互いに辛くはなりません。

 

かえって信頼感が増して、お互いの関係性が良くなる方向に進んでいくことも多いでしょう。

 

 

 

大切な「許す心」。

 

 

 

許す条件をたくさん持っていることで確実に心理的な負担は軽減します。

 

 

 

関係性に愛を。