女教皇(インスピレーションの受け取り方)
【女教皇(インスピレーションの受け取り方)】
今日は
大アルカナ22枚の中の”2番女教皇”のカードを
中心に進めていきたいと思います。
このカードには
女性の教皇が描かれていて
ローマの女教皇ヨハンナの伝説が
示唆されていると言われています。
どういう伝説かというと
ヨハンナは人格も才覚も優れていましたが
男性に変装した女性であったことと
教皇位にある時に妊娠して出産したことで
歴史から存在自体が無かったものとされたというものです。
(ちょっと違ってたらごめんなさい。)
なんだか中世の闇の部分を感じますね。
さておき
カードに描かれている女性は
人間の世界と神様の世界の狭間にいます。
彼女の精神はコチラの世界とアチラの世界とを
自由に行き来できるようです。
手には巻物を持っていますが
これには神さまからのメッセージが書かれていて
内容は普通の人には読めません。
しかしこの女性には内容が理解できます。
きっと彼女は人間の世界と神様の世界の狭間にいることで
私達には視えないものが視えているのでしょう。
そして彼女は迷える人の求めに応じて
天から降ってきたインスピレーションをもとに
この巻物に書いてあるメッセージを読み解き
代弁します。
まるでインスピレーションを活用した
霊感占いみたいですね。
ということで
今日のテーマは
『インスピレーション』
で行きたいと思います。
インスピレーションと聞くと
何だか霊感や天才の閃きのような
特別な人にだけ降ってくるモノのような感じがしませんか?
もちろん言葉の意味には
そういった意味も含まれるようですが
実はインスピレーションは身近なモノで
誰でも簡単にインスピレーションを受け取ることが出来たりします。
あなたもこれまで一度くらいは
ふとした時にアイディアが浮かんだり
問題の解決方法なんかを閃いたことがあると思います。
インスピレーションには
ちゃんとメカニズムがあります。
まず結論から言うと…
インスピレーションは
あなたの潜在意識がめちゃくちゃ頑張った結果です。(笑)
メカニズムについて説明ますね。
メカニズムは
①潜在意識
②質問
③場所
の3つの要素で成り立っています。
詳しく解説します。
①潜在意識
潜在意識の働きの一つに
『強い問いかけに対しては答えを
導き出すまで考えることをやめない。』
というのがあります。
つまり一度強く潜在意識に問いかけてしまうと
あなたの潜在意識はずーっと
それこそ寝ている間も答えを探し始めます。
まずは
自分の脳内にある情報の中から答えをサーチします。
このタイミングで閃くこともありますし
自分の脳内に答えがない場合は
自分の外の世界にある情報から
ヒントになりそうなものや
答えを探していきます。
当然、潜在意識ですから意識することなく
自動的にその処理を行っています。
そのうち
答えの材料となる情報が揃った時に
バラバラだった情報が組み合わさって
インスピレーションとして答えが浮かんできたりします。
あなたにも
雑誌の見出しやネットの記事
他人との会話の中といった
日常にある情報でピンときた経験があるかもしれません。
②質問
昔から
”人生の質は質問の質で決まる。”
と言われています。
質問はインスピレーションの
メカニズムを動かすスイッチになります。
③場所
インスピレーションが降ってきやすい場所というものがあります。
トイレ(厠)
ベッド(寝床)
移動中(馬上)
の3つです。
リラックスして
脳波が変わりやすい場所でもあります。
まとめると
要は
”潜在意識に強く質問したら
ひとまず
トイレやお風呂に入ったり
布団に入ったり
移動したりしながら
閃くまで待ってろ!”
ということです。
簡単でしょ?
だまされたと思ってやってみてください。
本当にインスピレーションがやってきますよ~。
ちなみに
一つだけ欠点があります。
それは膨大なエネルギーを消費してしまうことです。
人間の脳は
無意識に1日に6万回も思考するそうです。
そこに新たに負荷をかけるわけですから
そりゃあ疲れますよね。
やり過ぎると
悩んでいる時に元気が出ないのと同じ状態になります。
まぁ、チャネリングのリスクに比べると
ある意味では些細なことかもしれませんが…。
さて今日は
インスピレーション
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか?
内容があなたのお役に立てば嬉しいです。