私は仏教チックに復縁を考えます。

【私は仏教チックに復縁を考えます。】

 

占い師へのご相談では、

復縁を取り扱うことが非常に多かったりします。

 

そこで今日は少し仏教チックに

”復縁”について考えてみたいと思います。

 

 

私が復縁をサポートするうえで、

クライアントと共有しておきたい考えが2つあります。

 

 

それは、

”人の気持ちや状況は時間の経過とともに変化する。”

ということと、

”復縁はお互いにとって好ましい関係性を新しく作っていくこと。

というものです。

 

 

なんだそんなことか…。

と思うかもしれません。

 

 

しかし、

いざ復縁を目指す状況になると、

この事を忘れてしまいがちになります。

 

 

 

話を続けます。

 

 

 

例えば、些細なケンカが原因で彼との関係が終わってしまったとします。

 

かりにその時、

彼はあなたに対してネガティブな感情をもっていたとします。

 

しかしその気持ちは永遠に続くのでしょうか…?

 

もちろん続きません…。

 

そうなんですよ良くも悪くも気持ちは変化します。

(ちなみに男性は女性と違って時間の経過とともに思い出を美化しがちだったりします。)

 

だからネガティブな気持ちが変化するのを待つために

冷却期間を提案したりするのです。

 

 

そして、

あらためて”二人のご縁”というものを考える必要もあります。

 

 

そもそも二人の関係において、

一方が一方を全否定するような関係性であれば、

はじめから付き合うことすらできなかったでしょう。

 

 

つまり二人の間には、

もともと”何かしらのご縁があった”ということです。

 

(そして意外にこういったご縁は切ろうと思ってもなかなか切れないものです。)

 

 

つまり、

別れるということ = 縁が切れてしまう

というわけではないんです。

 

 

単純に

二人の関係性のカタチが変わったということなんです。

 

 

感情や状況は

時間の経過とともに変化を繰り返します。

 

 

だから私は復縁を

”二人の関係において好ましい状態を新しく作っていくこと”

ととらえています。。

 

 

 

しかし実際、

復縁を望む時って、

そんなことを考える余裕は無くなってしまいますよね。

 

 

そして残念なことに、

気持ちや状況の変化を考慮せずに、

”二人が付き合っていた時の状態”

に無理やり戻そうとしていることが多いんです。

 

 

その方向に進もうとすると、

復縁はなかなか上手くいきません。

 

 

なぜかというと、

そもそも付き合っていた状態に

何かしら無理があったから別れることになったわけですよね。

その状態に戻っても意味がないのです。

 

 

つまり上手くいかないどころか

もっと苦しい方向に進んでしまいます。

 

 

復縁を望むなら、

変わらないといけません。

 

 

変化することを前提に新しい関係を作り直してく。

 

 

くどいようですが、

これが大事です。

 

 

それにこんな良いことがあります。

 

 

やってみるとわかりますが

そうすることで復縁に向けて

やることの選択肢が増えます。

それだけで心が楽になったりします。

 

 

心が楽になると自身から余計な力みを無くなります。

結果的に良い方向への道が開けたりもします。

 

 

私はお坊さんなので、

どうしてもこういった視点で鑑定を進めてしまいます…。(笑)

 

『この世のすべてのものは移り変わります。』

『実はさだまったカタチというものはありません。』

『こだわりを無くして心を楽にしましょう。』

『そして人として生まれたからには悩みは尽きません。』

 

せっかく復縁を願って思い悩むのですから、

変化を前提に前向きに考えてみてはいかがでしょう?

そうすることで復縁の可能性が高まることでしょう。

 

 

人の気持ちも状況も、

時間の経過とともにどんどん変化します。

『諸行無常』ですよ。

 

 

それでは。