感じきって手放すってどうやんの?①

【感じきって手放すってどうやんの?①】

 

Q、よく、ネガティブ感情は『感じきって手放す』といいますが、具体的にはどうやればいいのでしょうか?

 

そうですよね~。

 

確かに理屈では解っているのだけど、
実際はどうやればいいのかわからないですよね。

 

私も油断していると言ってしまいます。

 

うかつでした…。


なので今回はそんな質問にお答えしてみたいと思います。

 

そもそも一言で感じきって手放すと言っていますが、
この部分が説明不足だとおもうのですよ。

 

実は3つの事をやって下さいといっているんです。

 

①『きちんと感情を感じる』 

   

②『可能な限り自分の心の状態を観察する』 

   

③『何らかの方法で手放す』

 

 

言葉って厄介ですよね…。

 

順番に説明していきます。

 

①きちんと感情を感じる(自分の感情を受け取る)

 

感情を感じるって表現からして訳がわからない感じですよね。


そもそもネガティブ感情なので、
目を背けていて感情と向き合っていないことがあります。
下手をすると感情自体をすり替えてしまうことがあるんです。

 

例えば…。
先輩から理不尽な説教をされてムカついているはずなのに、


『先輩は自分の為に言ってくれているのだから不満に思うのはダメだ、感謝しないと…。』

 


と言った感じ。

 

 

もちろん、

そこに愛情を感じられるのであれば、

それも良いのかもしれません。

 


だけど理不尽なことを無理やり肯定的に思わなくてもよいです。

 

意外とそんなケースは多かったりします。

 

誰も幸せになりません。

 

それどころか、

消化不良の感情が毒となり身体に蓄積していきます。

 

やめましょう。

 

ネガティブ感情を消化したいなら、
感情はそっくりそのまま感じておきましょう。

(自分の感情をきちんと受け取りましょう。)

 

 

 

次は、
②可能な限り自分の心の状態を観察する
③何らかの方法で手放す

これはまた次回…。