感じきって手放すってどうやんの?②
【感じきって手放すってどうやんの?②】
Q、よくネガティブ感情は『感じきって手放す』といいますが、具体的にはどうやればいいのでしょうか?
そんな質問にお答えしています。
そもそも一言で感じきって手放すと言っていますが、
この部分が説明不足だとおもうのですよ。
実は3つの事をやって下さいといっているんです。
①『きちんと感情を感じる』
+
②『可能な限り自分の心の状態を観察する』
+
③『何らかの方法で手放す』
今回は、
②可能な限り自分の心の状態を観察する
についてです。
実は自分の感情を観察するのは難しいのですよ…。(笑)
特に不快な感情なんてのは、
感じている時間が長ければ長いほど、
その分、苦しみが持続している状態だからですね。
一刻も早く忘れて楽になりたいんです。
だから、できるだけ考えないようにしてしまうのです。
考えないことで解消する場合は良いのですが、
解消しない場合には危険が潜んでいていたりします。
どういうことかというと、
『感情にフタをしてしまう。』
というヤバイ状態になったりします。
これはとても良くありません。
放っておくと心が麻痺して腐っていきます。
感動や共感力がどんどん冷たく凍っていって、
わくわく感や楽しさ、他人への思いやりなどが薄くなっていきます。
なので、
”いったいどのくらいのダメージなのか?”
可能な限り自分の心の状態を観察するのです。
自分自身が把握できていないと、
ケアのしようがありません。
心の状態を誤魔化さずに把握することで、
ネガティブな感情をコントロールすることができるようになるでしょう。
自分の感情を受け止めて、じっくり観察することも大切です。
長くなりましたので今回はこの辺で…。
次回は、
③『何らかの方法で手放す』
をお送りします。