ココロの傷というけれど…。
【ココロの傷というけれど…。】
まだまだ一般的ではないのですが、
最近はあちらこちらで占いやセラピー、エネルギーワークなどメンタル系のセッションを体験できる機会が増えてきています。
あなたも占いの一つくらいは経験したことがあるかもしれません。
そんなセッションを受けたとき、
『ココロの傷。』
『ココロが傷ついている。』
というワードが出てきた経験はありませんか?
私のように日頃から、
深層心理がどうとか星の動きがどうとか考えている“変態“ならまだしも、
毎日を普通に過ごしている人にとっては、
そんな話をされても、
『え?よくわからない。』
『なんじゃそら?』
となりますよね~。
実は私も良くわからなかったんです。
いや、理屈では解っていたつもりなんですが、
感覚として理解できていないというか…。
ともかくなんとなくボンヤリしていたんです。
なぜかというと、
そもそもココロが傷ついているということは、
苦しくて痛いという感覚がどこかにあるんです。
痛い苦しいはつらいですよね?
ココロの傷と向き合おうとすると、
苦しさや痛みというものと向き合うことになるのです。
だから基本的に、
人って自分のココロの傷に対しては、
あまりピンとこないんです。
ひょっとすると、
あなたも似たような感じかもしれません。
それでなぜ、
今さらこんな話をしているのかというと、
最近、私自身がびっくりするくらい負担なく簡単に、
はっきりと自分のココロの傷の存在を自覚できてしまったからです。
あまりにも楽だったので、
あなたにもココロの傷についての話を伝えたいなと。
きっかけは最近一緒にお仕事をさせていただいている、
スピ系コンサルのこの一言でした。
『ココロの傷がある状態というのは、
ふだんだったら当たり前に信じれるものが信じられない状態なんですよ。』
という内容。
そう。
超簡単な話でした。
例えば、
私の友達は小さいころ子犬に追い掛け回され、
さらには噛みつかれてケガをした経験があります。
なので40代で身長177㎝体重80㎏の大人の男性になった今でも、
トイプードルやチワワのような小型犬ですら怖がるんです。
『小型犬が襲ってきたからといって、それほど大事ではない。』
という私たちが当たり前に信じていることが彼には信じられない状態。
これ、ココロの傷らしいです。
ちなみに、
私は体格がよくて、
コミュニケーション能力が低く、
感情の沸点が低い男性が苦手です。
いわゆるガラが悪いといわれる人達ですね。
私はこの手の人に対して無条件で、
『言葉が通じるのだから会話で分かり合えるということを信じられない。』
んです。
こんなトコロに傷がありました。
これに気付くと、
もうこっちのものです、
過去に辛かったココロの傷が癒えていないからなんだよな~。
じゃあ、
なんとかするか~。
という流れに持っていくことができます。
私はやっとココロの傷と向き合うことが出来たようです。
(やっと傷の深さや症状に気が付けたということです。)
回復にむけてのアプローチづくりは大得意です。
あなたも、
なんとなく自分のココロの傷は感じているけど、
どれがそうなのかわからないという時、
『ふだんだったら当たり前に信じられるであろうものが信じられない状態。』
という視点で考えてみるといいかもしれません。
ピンときたら、もうけものですよ。(^-^)