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スルースキル。そもそもスルーできないから占い師。

2018.5.5

【スルースキル。そもそもスルーできないから占い師。】

 

人間関係で疲れやすい人や共感力が高すぎる人に必要なスキルとして、スルースキルというものがあります。

 

 

 

・他人のSNS投稿や偏った視点の話などの”不要な情報を取り入れない”といった感じで、都合に応じて心を閉ざす。

 

・他人からの批判や煽りといった、”どうでもよいこと”に振り回されないと決意する。

 

・相手の言葉を”深読みしない”。

 

・自分が相手の感情に巻き込まれていないかどうかを冷静に判断して、最終的に”人は人”と受け流す。

 

・わかりえない人もいるから仕方ない、自分は悪くないと”開き直る”。

 

というようなスキル。

 

特に何でもないことでも、
必要以上に消耗してしまうような共感力の強い人は、
こういったスキルを持っておくとかなり楽に生きられるようになります。

 

ただ、
占い師としてクライアントの問題解決のサポートをやっていると、仕事柄そうはいかないことも多々あります。

 

 

問題解決に長けた占い師は、

 

他人が、
何を、
どんな風にみて、
どんな風に聞いて、
どんな風にとらえていて、
どう反応するのか?

 

といったことの考察がとても深いのです。

 

 

学問として占術を扱いながら、
人間を理解しようとするからです。

 

そしてその理解は、
クライアントの問題解決に反映されていきます。

 

 

 

その為、占い師は、

 

・心をオープンにして様々な分野の情報を関連付けて考える習慣。

 

・他人からの批判や煽りを他者理解や自己理解に活用する。

 

・相手の感情や言葉を深読みしまくる。

 

・どうにもならなそうなことを、何としてでも何とかすると執念深くなる。

 

 

 

という一面を持っています。

 

なんだかとても人間臭いですよね。

 

(実際、ある程度の共感力の高さがなければ、占い師として対人支援を続けていくことは厳しいでしょう。)

 

占術を通して人間や人生について理解を深めている専門家だから、
一見、八方塞がりに見えるような状態に対して、スピリチュアルな視点で突破口を見出すことができるんです。

 

 

つまり、
スルースキルだけで生きてしまうと、
占い師に必要な人間理解の経験値が増えません。

 

だから占い師はスルーするどころか、
真っ向から向かい合う必要にかられます。

 

これは他の対人支援の仕事にも言えることですよね…。

 

対人支援の現場において、
他人との関係性に疎くなってしまい、 
周囲がみえず自分勝手な状態になってしまうのが一番まずいのです。

 

普通に生きていれば、
他人が何をどんな風にとらえているのか?

なんてことを、

じっくり考える必要はほとんどありませんよね?

 

しかし、人間力を高めたり、
対人支援の現場での実力を伸ばしていきたいのであれば、
たまにはスルースキルの逆をやってみるとよいでしょう。

 

もちろん、
辛すぎるときは遠慮なくスルースキルを発動しましょうね。

 

スキルなので使い分けられるはずです。

 

ちなみに私はスルースキルの熟練度はとても低いです。

それはそれで問題なのですが…。(笑)

 

なので、

私もがんばってバランスをとるためにスルースキルに取り組みたいと思います。(笑)

 

あなたには必要なのはスルースキルでしょうか?

 

それとも…?