目に入るモノが気分をつくる 2024年3月メルマガ
【無意識に目に入るモノを意識してみる】
こんなお客さまがいました。
仕事に行くのが憂鬱になって
数ヵ月の間、ずっと調子を崩していました。
会う度に、やつれていくので
心配になってしまうほどです。
ところが久しぶりにお会いすると
すっかり元気になっていました。
いったい何があったのでしょうか?
尋ねてみると
”職場のデスクの席替え”
があったそうです。
それ以来、
あまり気分が下がらなくなって
下がったとしても、
その度合いが軽くなったそうです。
え?
そんなことで元気になったの?
って思いますよね。
(私も思いました。(笑))
お客さまは元気になってから気付いたそうですが
気分が落ちていた時期は
自分のデスクの正面に
苦手な人が座っていたそうです。
席替えのおかげで
その苦手な人が視界に入らなくなったそうです。
なるほど…。

こんな話があります。
私達の気分は
普段、何気なく目にしているモノから
作られています。
人間の脳は
意識することなく目にした情報を
処理することなく無意識に取り込んでいきます。
気分というのは
この無意識に取り込まれた
情報の影響を受けています。
例えば
幸福な画像を見ると幸せな気持ちになったり
恐怖を引き起こすような画像を見ると
不安を感じたりします。
となると
苦手な人が毎日毎日、
視界に入っていると
自分でも気が付かないうちに
気分が下がっていくのも仕方がありませんよね。
どうせなら
良い気分になりたいので
”普段目にするモノにも気を配ろう”
と考えさせられた話でした。
あなたも身の回りの
”視界に入るモノ”をチェックしてみると
面白いかもしれません。
それではまた。