占いで、なぜストレスが解消するのか?
【占いで、なぜストレスが解消するのか?】
問題解決が上手な占い師の鑑定を受けると、
『スッキリした。』
『何とかなりそうな気がしてきた。』
『その為にがんばる必要があったのか…。』
といった感覚が湧いてきて、
ストレスが解消することがあります。
もちろん占いを受けてもスッキリしないこともあります…。
そこにはいったいどんなメカニズムが働いているのでしょうか?
ユダヤ系アメリカ人の医療社会学者アーロン・アントノフスキー博士により提唱された考え方で、
ストレスを軽減してメンタルタフネスを高める方法に、
SOC(首尾一貫感覚)というのがあります。
このSOC とは「Sence of coherence(センスオブコヒアレンス)」の略で、直訳すると「首尾一貫感覚」と言う意味です。
SOC は次の3つの要素から成り立っています。
①有意味感…
仕事や日々の生活、すべての物事に意味ややりがいを感じる。
②把握可能感…
自分の置かれている状況、自分の置かれるであろう状況がわかる。
( 先を見通しながら、今の現状を見る)
③処理可能感…
なんとかなる、なんとかやっていける、自分は大丈夫という感覚。
つまりこの3つの要素を高めれば、
メンタルタフネスは高くなり、
ストレスを軽減することができるというわけです。
確かに私にも思い当たるふしがあります。
不安な感覚は今後について不明点があると出てきます。
想像力を働かせて、
大丈夫だと思える状態がイメージできれば不安は軽くなります。
それに、
自分の行動に意味が見出だせないと、
頑張りようがないですよね。
絶望を感じている人にとっては、
生きる意味や生き甲斐は大きなテーマです。
それで、気付いたのですが、 そう…。 これらすべての要素は、 占いで提供できるものですよね? 占いでは、 すべての存在の意味をエネルギーと時間などの観点から考えます。 過去を分析して現状を把握し吉凶を判断します。 そこから未来を仮予想してそれに対処していきます。 こうしてみてみると、 やっていることはストレスケアに似ていませんか? 状況を『把握』して、 『処理できる』ように対策を考え、 『意味を見いだす』感覚をもたらすアプローチ。 占いの後にスッキリしたり、 なんだかラクになったような感じがするのも納得ですね。 これまで私のセッションも、 クライアントがストレスを抱えているときは、 知らず知らずの内にこういった流れになっていました。 ただ占っているだけでスッキリしているのではなく、 SOCのようなメカニズムが動いた結果としてスッキリするということですね。 占いはともかく、 ストレスと上手に付き合うためにも、 こういったことを知っておいて損はないかもしれません。